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- 2017
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T様邸 屋根
屋根のリフォーム
北九州市小倉北区(2016年)
石州瓦から軽量なROOGA「雅」に葺き替え
築30年の2階建て木造住宅です。
30年近く経過し、既存の石州瓦がずれたりヒビが入っています。
T様は昨年の台風や、今年の地震の時にとても心配になったそうです。
このままだとずれた場所から雨漏りしたり、台風、地震などの災害時には瓦の落下のおそれがあります。
施工前
瓦にヒビが発生しています。
棟はセメントしっくいで施工されています。こんな所にも雑草が生えています。
銅板谷が酸性雨で化学変化を起こしせいか、穴が開いています。 雨樋が蛇行しており、雨樋の中にはゴミで詰まっています。
このまま放っておくと雨どいから水があふれ出し、
外壁を汚したり建物の中に雨水が入り込んでしまう事もあります。
施工中
既存の石州瓦を剥ぎます。
小屋裏に断熱材が入っていませんでした。
今回は、断熱材ロックウール100mmをしっかり入れます。
下地にコンパネを張り、防水シートを敷きこみます。
銅板からステンレス製の谷に取替ます。
ステンレス製だと化学変化を起こしにくいです。ケラバ・棟などROOGA「雅」専用の部材を取付ます。
完 工
既存の石州瓦から ROOGA雅に葺き替えました。
ROOGA雅は、高級感、上質感のあるモダンな和の邸宅がイメージです。
横方向の重厚感ある波打つラインと、縦方向のシャープな直線ラインが柔らかでモダンな和の雰囲気を醸し出します。
高棟仕様は、ROOGA「雅」の和の住まいをより格調高く魅せるデザインです。
ROOGAの特徴
・従来と同じ25mm厚さの瓦なのに、重さは半分以下。
軽さの秘密は、樹脂の壁をもつ無数の気泡。
素材内の無数の気泡が、一般的な陶器平板瓦の半分以下の軽さを実現。
・施工法も軽さを追求した「乾式工法」
屋根材が軽くても、”重い工法”で施工していては、軽さのメリットは半減。
ROOGAの施工法は、厚型の屋根材では一般的な「湿式工法」でなく、軽さを追求したROOGA独自の「乾式工法」
湿式工法で施工した一般的な陶器平板瓦の屋根に比べ、屋根面積30坪で約3000kgの軽量化がはかれます。
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