棟瓦を強化棟工法で積み直し

S型瓦の屋根です。 漆喰が剥がれ、内部の赤土が流失していました。 特に隅棟の劣化がはげしく、瓦の脱落の危険も考えられ、強化棟工法で積み直しました。

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施　工　前 隅棟　漆喰の割れ、剥がれ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　壁際　漆喰の劣化

 

隅巴　漆喰の劣化

 

 

 

 

 

 

施　工　中

棟瓦を剥ぎます。

乾燥した葺き土がでてきました。

漆喰、葺き土をきれいに取り除きます。

 

 

 

棟補強金物をを取付ます。

補強金物の上に芯木（樹脂製）を取付ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルガード

抜群の強度と耐久性、防水性があります。

本しっくい　接着性があり、乾燥しにくいので、

シルガードを詰めてさらに本しっくいを詰めます。

 

 

 

シルガード、本しっくいを補強金物と芯木のまわりに詰めていきます。　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

 

剥いだ棟瓦をのせていきます。

パッキン付きビスを打って固定します。

 

 

大棟、隅棟の三つ又部分を本しっくいで埋めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完　　工

強化棟積み直しで、耐震性・耐風性の高い棟になりました。