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板金固定クギの浮きとやせた貫板
築20年程のお住まいです。
コロニアル屋根を塗装しました。
ただ単に塗装してキレイになっただけではなく、雨漏りが無いようにやせた貫板を樹脂製桟木に取替、板金棟の固定クギが浮かないようにするなど他にも
屋根職人だからこそ出来る屋根改修をしました。
施 工 前
コロニアル屋根 コケが多数発生していました。
板金棟の固定クギが浮いていました。
貫板
通常巾90mmの貫板がやせて83~85mmになっていました。
所々に水が回っていました。
施 工 中
貫板を樹脂製の桟木に取替ました。
耐水性、耐腐朽性に優れています。
通常 貫板の中心に固定クギをしますが、野地板が劣化していた為、保持力がある所で固定クギをしました。
コロニアルの上に桟木をのせるとどうしてもコロニアルの厚み分(6mm)の三角形のすき間ができます。
水の浸入を防ぐため発泡体のシーラーを桟木の下に入れて密着させました。
【防水、耐候性に優れたシーラー】
桟木の上に防水テープを貼り、水平棟の板金は大型サイズの物に加工して施工しました。
完 工
コロニアルは、高圧水洗浄後、日本ペイント ファイン浸透シーラーで下塗り、ファインパーフェクトベストを上塗り(2回)しました。
雨 樋
雨樋 積水化学工業の超芯LEVOL(レボル)に取替ました。
見た目はスリムですが、しっかり排水量を確保します。
BEFORE
AFTER