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- 2020
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T様邸 屋根
屋根のリフォーム
北九州市小倉北区(2019年)
密集地のビルに囲まれた住宅リフォーム
築40年程の2階建て木造住宅です。母屋の和瓦はそのままに、瓦棒屋根をパイアーチに葺替ました。
増築を重ね複雑な形状の屋根になっています。
施工前
増築の瓦棒屋根
サビがかなり進行しています。
劣化のため穴が開いています。
雨漏りしている部屋の天井です。
母屋の増築した瓦棒屋根
4枚建ての掃き出し窓ですが、この窓から出入りすることはありませんでした。
鉄製の手摺はサビて危険な状態でした。
平板鋼板の屋根
バルコニーとして利用していました。
水勾配が悪く水溜まりができていました。
この下が玄関です。
玄関の天井です。雨漏りしています。
明り取りの波板屋根
施工中
増築の瓦棒屋根
軒先の野地板が傷んでいます。
傷んでいる野地板を剥がし、垂木を補強します。
剥いだ所に新しく野地板を張ります。
全体に野地板を重ね張りします。
防水シートのアスファルトルーフィングを張り、縦葺き金属屋根のパイアーチを施工します。
母屋の瓦棒屋根
瓦棒を剥ぎ、野地板を張ります。
防水シートのアスファルトルーフィングを張ります。
軒裏 下地組をしてやり替えます。
平板鋼板の屋根→FRP防水のバルコニー
平板鋼板を剥がし勾配を調整します。
コンパネを張り、防水シートのアスファルトルーフィングを張ります。
さらにコンパネを張ります。
勝手口ドアと掃き出し窓を取り払います。
ドア横に耐力壁を作ります。
バルコニー下の1階玄関
雨漏りした天井を剥ぎます。勾配調整をしたバルコニーの新しい床下地です。
天井の下地組をしてベニヤを張ります。
完 工
屋根材 縦葺き金属屋根のパイアーチ
FRP防水(繊維強化プラスチック)のバルコニーは、
軽量で強靭な耐水性・耐食性・耐候性に優れています。
片流れの勾配にしました。
バルコニーの手摺は、アルミ角材で特注製作しました。
1階通路の明り取り波板屋根
アクリルから耐久性に優れたポリカーボネートの波板に取替ました。